マンガノココロ

漫画レビューサイトです。ジャンプ、マガジン、サンデー、アフタヌーン、コミックビームetc…たくさんの雑誌感想もあります。

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-)このエントリーをはてなブックマークに追加

読了漫画感想 2011年10月3日~10月9日(5/7)  

ミッドナイト・ウォークミッドナイト・ウォーク
榎屋克優

太田出版

Amazonで詳しく見る
これは面白かった。ヤンジャンで『日々ロック』を連載していた榎屋克優の作品集。まだ1作しか連載していないし、デビュー間もないのに作品集が出てしまうとは。太田出版の編集者に余程気に入られたと思われるが、その編集者はいい仕事したなぁと思う。

『日々ロック』では魂に響くと言うか、大事なモノ、今まで忘れていたモノをダイレクトに描いていたけど、この作品集でもそれらは変わらない。『生きる実感』、『差別』、『夢』など様々なテーマで色々な方向性から魂に響く作品がいくつも描かれる。綺麗なところも汚いところも両方を描き、時には醜いシーンもあるけど絶対に綺麗事だけで完結させないストーリー作りには拘りを感じるところ。お世辞にも絵は上手いとは言えないけど、それ以上に胸に刻まれる短篇集。今後も榎屋克優の活躍には注目していきたいところ。そう確信させられた短篇集だった。



アイアムアヒーロー 7 (ビッグコミックス)アイアムアヒーロー 7 (ビッグコミックス)
花沢 健吾

小学館

Amazonで詳しく見る
屋根の上での過酷な生活ぶりが描かれる7巻。環境とか食料的な過酷さも勿論あるだろうけど、それ以上に誰も信用出来ない猜疑心だらけの心理的な環境が過酷。みんなそれぞれ役割があるけど、少しでも逆らったり役に立たなくなると問答無用で殺されてしまう、そういった無法地帯でビクビクしてしまう様子が良く描かれていて緊張感が絶えることがない。

そういった心理状況とはあまり関係がないが、この巻で見所なのは後半の食料を獲得しに下に降りた際、FPS視点になるシーン。おそらく、この漫画自体がFPS系のゲームからアイディアを受けた部分はあるんだろうけど、実際、漫画的に描かれると凄く臨場感がある。まあ展開が無茶苦茶遅くなってしまうので多用できる手法ではないけど、今後も大事な場面では使って欲しい。


監獄学園(2) (ヤングマガジンコミックス)監獄学園(2) (ヤングマガジンコミックス)
平本 アキラ

講談社

Amazonで詳しく見る
この巻ではキヨシとガクトが協力して脱獄をしようと様々な準備をしていく…というのが主なストーリー。毎回毎回ピンチが訪れてはギリギリの所で躱し、平本アキラの演出の巧さもあって結構緊張感がある。でもって副会長の無駄なエロさ。全くストーリーには関係が無いけど、無関係過ぎて無駄過ぎて素晴らしい。アホさ満点で実にヤンマガらしいのに、この緊張感。絶妙なバランスが気持ちいい。
[ 2011/10/19 00:00 ] 読了漫画感想2011 | TB(0) | CM(0) このエントリーをはてなブックマークに追加
コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する
その他オススメ
ファニーゲームU.S.A. [DVD]ファニーゲームU.S.A. [DVD]
(2009/06/26)
ナオミ・ワッツティム・ロス

商品詳細を見る
この映画は絶対にオススメはしません。あくまで「紹介」に留めます。なぜならこの映画は意図的に観客に不安感や嫌悪感を抱かせるように作られており、観たことを後悔する人がかなり多いと思うので。観ると確実に不快な気分にさせられます。私も劇場で観た時はもの凄く落ち込みましたし、すごく不安な気分にさせられました。でも同時に「これは大傑作だ!」という確信もありました。エンタテインメントに於ける『暴力』表現の本質とは何なのか。この映画を観ると『暴力』の表現に対する価値観が変わります。それだけこの映画の内容自体は震え上がるほど怖く、心底胸糞が悪くなるストーリーなので二度と観たくないと本気で思うかもしれません。しかし、紛れも無い大傑作だと私は思います。

鑑賞した当時、この映画の記事を作っているのでそれも併せて紹介します。
映画「ファニーゲームU.S.A」


ファニーゲーム [DVD]ファニーゲーム [DVD]
(2009/06/26)
スザンヌ・ローターウルリヒ・ミューエ

商品詳細を見る
「ファニーゲームU.S.A」のリメイク前の作品(「ファニーゲームU.S.A」はミヒャエル・ハケネ監督のセルフリメイク作品)。ずっと絶版されていてプレミアもかなり付いていたけど、「ファニーゲームU.S.A」のDVD発売を期に再販。「ファニーゲームU.S.A」との相違点は基本的にはキャスティングと舞台のみで、脚本もカメラワークもセリフも同じ。同じ内容のものをリメイクする必要あるのか?って思う人もいるでしょうが、その必要性も価値も理由もあります。こう言うと商売みたいですが、この機会を逃すといつ手に入るか分からないので後悔しないうちに買ったほうがよろしいかと。
過去のその他オススメ


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。