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読了漫画感想 2011年9月26日~10月2日(6/7)  

I.C.U. 1巻 (ビームコミックス)I.C.U. 1巻 (ビームコミックス)
タイム涼介

エンターブレイン

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「あしたの弱音」や「アベックパンチ」のタイム涼介の新作。テレビでインチキ霊媒師としてレッテルを貼られてしまった霊媒師と、元宇宙物理学者の主人公、そして霊媒体質の女性の3人が組んで除霊していく・・・という内容。

タイム涼介の新作はなんとホラー。と言っても除霊がメインなので読者を恐怖させることが目的ではないです……が、怖くないと言ったら嘘になる。何だかんだ言って幽霊とそれに取り憑かれた人間の描写は怖い。

まず、キャラの組み合わせが面白い。霊が見えないけど除霊能力抜群の霊媒師、霊は視えるけけど除霊が出来ない上に直ぐに取り憑かれる女性、物理の世界に生きてきて幽霊なんて非科学的な存在とは無縁だった主人公。それぞれ幽霊と対峙するには大きな問題を抱えている者たちが霊に立ち向かうわけですが、3人が揃うと何だかんだでそれぞれの弱点を補いつつ長所を生かしていて、メチャクチャ苦戦しているが何気にいいコンビネーションを魅せる。

ホラーと言うにはちと違和感があるかもしれないけど、単純に読んでみた印象として『恐怖』は確かにはある。幽霊の描写一つとっても、突然描かれる演出的な要素もあるけどビジュアルに驚かされる。人型であるはずなのに顔や体のどこかがヒトと違ってたり、特に取り憑かれる描写なんかは得体のしれない何かが口から侵入してきたりして結構エグイ。取り憑かれた後の人間については、完全に目がイッてしまっている上に包丁で襲ってきたりして、なんかもう色々やばさ満点に描かれる。

主人公の立ち位置も気になるところ。物理と幽霊なんて無縁もいいところだけど、幽霊の存在を認めざるを得なくなってしまった主人公。得体のしれないモノに触れることで真相を掴みつつある描写もあったり、最終的にどういう決着を見せるのか気になる所ではある。

とまあ、タイム涼介がホラーに挑むのは意外だったけど、意外なほどハマってるこの作品。タイム涼介の新境地と言えるかも。



グラゼニ(2) (モーニングKC)グラゼニ(2) (モーニングKC)
アダチ ケイジ,森高 夕次

講談社

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この巻から本誌では週刊連載化。モーニングではぶっちゃけ週刊連載になってからクオリティが若干下がった感があったけど、改めてまとめて読んでみるとそうでもないような。

プロ野球選手の生々しい経済事情。単純にここまで『カネ』にスポットを当てた野球漫画なんて無かったし、試合中もなんだかんだでカネが絡んで来て、実に現金な展開がむしろ清々しい。カネにスポット当てるからこそ、他の野球漫画よりもリアルに切実にプロ野球の世界の厳しさが見えてくるというもの。少し前にYahooニュースにも取り上げられていたし結構注目度の高い作品じゃないかと思う。
[ 2011/10/08 00:00 ] 読了漫画感想2011 | TB(0) | CM(0) このエントリーをはてなブックマークに追加
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この映画は絶対にオススメはしません。あくまで「紹介」に留めます。なぜならこの映画は意図的に観客に不安感や嫌悪感を抱かせるように作られており、観たことを後悔する人がかなり多いと思うので。観ると確実に不快な気分にさせられます。私も劇場で観た時はもの凄く落ち込みましたし、すごく不安な気分にさせられました。でも同時に「これは大傑作だ!」という確信もありました。エンタテインメントに於ける『暴力』表現の本質とは何なのか。この映画を観ると『暴力』の表現に対する価値観が変わります。それだけこの映画の内容自体は震え上がるほど怖く、心底胸糞が悪くなるストーリーなので二度と観たくないと本気で思うかもしれません。しかし、紛れも無い大傑作だと私は思います。

鑑賞した当時、この映画の記事を作っているのでそれも併せて紹介します。
映画「ファニーゲームU.S.A」


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「ファニーゲームU.S.A」のリメイク前の作品(「ファニーゲームU.S.A」はミヒャエル・ハケネ監督のセルフリメイク作品)。ずっと絶版されていてプレミアもかなり付いていたけど、「ファニーゲームU.S.A」のDVD発売を期に再販。「ファニーゲームU.S.A」との相違点は基本的にはキャスティングと舞台のみで、脚本もカメラワークもセリフも同じ。同じ内容のものをリメイクする必要あるのか?って思う人もいるでしょうが、その必要性も価値も理由もあります。こう言うと商売みたいですが、この機会を逃すといつ手に入るか分からないので後悔しないうちに買ったほうがよろしいかと。
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