マンガノココロ

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2008年オススメ漫画10選 

えらく久しぶりの更新っぽくて申し訳ないです。これで挽回できるのかどうか分かりませんが、今年のオススメ漫画を総括。いつもみたいに感想記事上げても良かったんですが、年末ってことでこちらの方が需要あるかなと。

あと毎年のことですが私がとんでもなく優柔不断な性格なので、あくまで『10選』です。選ぶだけで精一杯。「ベスト10」などではありませんのであしからず。ではどうぞ。

あと年末年始は帰省するので次の更新まで数日空きます。ご了承くださいまし。


パノラマ島綺譚 (BEAM COMIX)パノラマ島綺譚 (BEAM COMIX)
(2008/02/25)
江戸川 乱歩 丸尾 末広

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江戸川乱歩との相性がアホみたいに抜群な作品。自分の欲望に飲まれ、欲望が狂気と変わり、その狂気が爆発していく様子が非常にスリリング。

鈴木先生 6 (6) (アクションコミックス)鈴木先生 6 (6) (アクションコミックス)
(2008/11/28)
武富 健治

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毎度毎度テンションが高いが、今年は過去最大にハイテンションだったんじゃないかと思います。「鈴木裁判」なるクラス討論が最高に面白かった。単行本ではいいところで終わっちゃってますが、雑誌で読んでいたときは毎号毎号楽しみで仕方なかったし、その期待を毎度毎度上回ってくれた。しかしいつまで続くんだろう、このハイテンションは。すごすぎる。

チノミ 3 (3) (アフタヌーンKC)チノミ 3 (3) (アフタヌーンKC)
(2008/08/22)
吉永 龍太

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こちらも毎月毎月テンションが高く非常に楽しめた。グイグイと引き込まれてしまうジョジョ的手法をアレンジしていて、吸引力はかなり強い(そして興味深い)。個人的には2008年でイチ押しの新人さん。次回作にもすごく期待しています。

美咲ヶ丘ite 1 (1) (IKKI COMICS)美咲ヶ丘ite 1 (1) (IKKI COMICS)
(2008/02)
戸田 誠二

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戸田誠二ってやっぱり上手い。この漫画は別に大きなドラマがあるわけじゃないんですよ。むしろ『日常』に限りなく近い。それがちょっと壊れてたり揺らいだりして、でも最後には一歩だけ前進する。本当にたった一歩。ドラマとしては非常に小規模だと思うんですが、読後感はとても清々しく気持ちが良い。おそらく、小規模だからこそリアルで「日常」に近いからなんでしょうが、ここまでドラマチックに日常を演出できる人ってそう多くはいないはず。

つぶらら 4 (4) (アクションコミックス)つぶらら 4 (4) (アクションコミックス)
(2008/10/11)
山名 沢湖

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俺のツボにクリティカルな作品。と言うよりも、山名沢湖作品が俺のツボをえぐるように刺激してくる。元々好きな作家さんでしたが、この「つぶらら」を最後まで読んで「ああ、俺はこういう作品が好きなのか」と今更ながら確信させられた。このゆるいテンポで何もかも包み込んでしまう空気感が堪らなく好きなのです。

ルート225 (シリウスコミックス)ルート225 (シリウスコミックス)
(2008/04/23)
志村 貴子藤野 千夜

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志村貴子が描くパラレルワールドファンタジー。似ているけどちょっとだけ違うパラレルワールドへ迷い込んでしまった主人公達。「ちょっとだけの違う」世界に迷い込むことで、思春期真っ只である主人公達のモヤモヤとした青春が見事に浮き彫りになり、非常にリアルに描き出す。謎に迫っていく展開だけでも十分読ませられるけど、同時に思春期独特の微妙で曖昧な青春物語でもあります。やっぱりこの手の思春期の心の揺らぎを描かせたら志村貴子はすごく上手い。志村貴子作品が好きな人は読むべき。

おもいでエマノン (リュウコミックススペシャル)おもいでエマノン (リュウコミックススペシャル)
(2008/05/20)
鶴田 謙二梶尾 真治

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鶴田謙二の最新作。なんでもプロ生活初の完結本だとか。それはそれですごいが、これを期に他の作品も完結させてくれ……ないか。基本的な内容は表紙を飾っているエマノンがお話をするだけという、シンプルすぎるくらいシンプルなもの。まあそのお話の内容が色々とミステリアスかつ衝撃的でグイグイと読まされてしまうわけですが、この漫画の一番すごいところはエマノンというキャラクター。ミステリアスでありながら、しぐさの一つ一つに親近感が沸いてくる。鶴田謙二の最高質な作画も相変わらず素晴らしく魅力抜群。ちなみに現在、続編の「さすらいエマノン」が連載中。しかもオールカラー。頼むからこちらも完結させてくれ…。

ママはテンパリスト 1 (1)ママはテンパリスト 1 (1)
(2008/10)
東村 アキコ

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東村アキコの子育て奮闘記。いや~、これはすごく笑わせてもらった。「ひまわりっ」でお父さんの伝説が数々展開されていたけど、この漫画では息子・ごっちんの数々の伝説が繰り広げられる。まあ育児やってれば大なり小なり「伝説」があるんだろうけど、それをここまで面白おかしく描いてくれた東村アキコにある意味感動すら覚える。「ひまわりっ」のような昭和チックだけど畳み掛けるようなギャグ、その相性がすごくいい。今年最も笑わせてもらったギャグ漫画。

トリコ 1 (1) (ジャンプコミックス)トリコ 1 (1) (ジャンプコミックス)
(2008/11/04)
島袋 光年

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しまぶーの復帰作。何度も巻頭カラーを飾らせたりジャンプにしては珍しく1・2巻同時発売したりと、何かと乗っている。この漫画の一番好感が持てる部分は『食』という、生物として最も根っこの部分にあるモノを物語のど真ん中に据えているところ。食い物はそれこそ命懸けで手に入れるし、その食材はどれもこれもすげえ美味そう(全部存在しない食材なのにここまで美味そうと思わせるのもすごい)。総じて原始的でワイルド、そして力強い作品。シンプルでとても少年漫画らしいいと思うし、思えばしまぶーはもともと元気のある作風。自身の作風と非常に良い具合いに噛み合っている。独自の世界観を構築している点も評価したいところ。いや、面白いですよこれ。

ハックス! 1 (1) (アフタヌーンKC)ハックス! 1 (1) (アフタヌーンKC)
(2008/11/21)
今井 哲也

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作者のアニメに対する愛情がぶちまけられた作品。こうやって愛を感じる作品ってそれだけですごく好感が持てる。主人公がアニメに魅せられて、アニメを作ろうと行動に移すわけですが、この主人公がこれまた純粋なキャラクターで、アニメにいちいち感動して、その感想やら何やらを恥ずかしげもなく言葉にする。この主人公を通して伝えられるアニメの感動ってのが、なんとも「愛」を感じてしまうわけです。アニメってこんなに人の心を動かすものなのかと感動する。
[ 2008/12/30 16:12 ] オススメ漫画 | TB(0) | CM(4) このエントリーをはてなブックマークに追加
明けましておめでとうございます!
「鈴木先生」めちゃくちゃ面白いですよねw
しっかり作って一気にぶっ壊してる感じします。
「ハックス」知らなかったです。読みます!
最近は駕籠真太郎さんが個人的にツボです。
では、今年もどうぞよろしく御願します!
[ 2009/01/02 19:57 ] [ 編集 ]
>悠ことはるかさん
駕籠真太郎作品はまだ数作しか読んでいないんですが、とても注目している作家さんの一人です。
あの異常な世界観とテンションの高さがいいです。時間があればもっと読みたいんですが…。
最後になりましたが、こちらこそ今年もよろしくお願いいたします。
更新頻度が下がってしまっていて申し訳ない限りなんですが、なんとか今年もこんな感じで続けて行きますので。
[ 2009/01/04 18:28 ] [ 編集 ]
短編ものが読みたかったこともあり、この記事でベアーさんが紹介していた「ルート225」を読みました。
引き込まれる展開でとても面白かったです。
ホント思春期を上手く表現していますね。
志村貴子さんの作品は初めてだったんですが、興味が沸いてきました。
[ 2009/01/07 01:28 ] [ 編集 ]
>マダオさん
「ルート225」が楽しめて頂けたようで何よりです。
更にマダオさんのブログにも紹介されたようで、こちらとしても嬉しい限りです。
志村貴子作品では「放浪息子」がオススメですが、基本的にハズレが無いです、この人。
機会があれば是非。
[ 2009/01/10 12:09 ] [ 編集 ]
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この映画は絶対にオススメはしません。あくまで「紹介」に留めます。なぜならこの映画は意図的に観客に不安感や嫌悪感を抱かせるように作られており、観たことを後悔する人がかなり多いと思うので。観ると確実に不快な気分にさせられます。私も劇場で観た時はもの凄く落ち込みましたし、すごく不安な気分にさせられました。でも同時に「これは大傑作だ!」という確信もありました。エンタテインメントに於ける『暴力』表現の本質とは何なのか。この映画を観ると『暴力』の表現に対する価値観が変わります。それだけこの映画の内容自体は震え上がるほど怖く、心底胸糞が悪くなるストーリーなので二度と観たくないと本気で思うかもしれません。しかし、紛れも無い大傑作だと私は思います。

鑑賞した当時、この映画の記事を作っているのでそれも併せて紹介します。
映画「ファニーゲームU.S.A」


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スザンヌ・ローターウルリヒ・ミューエ

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「ファニーゲームU.S.A」のリメイク前の作品(「ファニーゲームU.S.A」はミヒャエル・ハケネ監督のセルフリメイク作品)。ずっと絶版されていてプレミアもかなり付いていたけど、「ファニーゲームU.S.A」のDVD発売を期に再販。「ファニーゲームU.S.A」との相違点は基本的にはキャスティングと舞台のみで、脚本もカメラワークもセリフも同じ。同じ内容のものをリメイクする必要あるのか?って思う人もいるでしょうが、その必要性も価値も理由もあります。こう言うと商売みたいですが、この機会を逃すといつ手に入るか分からないので後悔しないうちに買ったほうがよろしいかと。
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