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【オススメ漫画】「RIN」新井英樹 

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「RIN」新井英樹 [Amazon][BK1

敵を、観客を、そして読者を魅了するボクシング
 アッパーズで連載していた「SUGAR-シュガー-」の続編。前作は雑誌が休刊してしまうという不幸に見舞われたが、なんとかヤングマガジンで復活してくれた(現在は別冊ヤングマガジンで連載中)。そして一話目がとにかく強烈。なにがスゴイって、なんと第一話目にして世界チャンピオンに輝いてしまうのだ。こんなボクシング漫画は他にないでしょう。

 しかし、本当に衝撃だったのは試合結果ではなく石川凛の恐るべきボクシングの才能。ボクシングの理想的なスタイルのことを「蝶のように舞い蜂のように刺す」というが、石川凛のボクシングはそんなもんじゃない。フットワークは残像が残りそうなほど速く、パンチは閃光のように鋭く速い。そのあまりにも早過ぎるスピードからはリング全体が射程範囲のような印象さえ抱かせる。実際、リンには「距離」なんてものはあって無いような物だと思う。そんな奴が負ける姿なんて想像できるわけがなく、いとも簡単に世界チャンピオンに君臨する。世界タイトルマッチにもかかわらず、ついにリンは一発もパンチを喰らうことはなかった。

 そんなボクシングに関しては間違いなく大天才だが、リンは主人公であるにもかかわらず性格はハッキリ言ってすっげーむかつく。常に人を見下して馬鹿にして、自分はギャーギャー騒ぎ立てるばかりで本当に迷惑この上ない存在。もちろん反省なんてしない。こんな奴と絶対に友達になりたくないと心の底から思う。が、くどいようだがボクシングをしている時の彼は本当にすごい。すごすぎる。そんな感じで人間性とボクシングの才能、そのギャップが凄まじく、彼に対しては様々な印象を抱くだろう。「ボクシングをしている時だけは好き」、「才能は認めるが好きにはなれない」、「とにかく嫌い」などなど。どんな印象を抱くにせよ、共通して言えるのは誰もが彼に引き寄せられてしまうだろうということ。とにかく強烈な個性を持ったキャラクターであることは間違いない。「RIN」というタイトルにしたのもその辺が理由なのではないだろうか。

 とりあえず、こちらで第一話が公開されているので是非とも読んでみて欲しい。とにかく圧倒的な彼のボクシングに惚れてしまうはず。なお、前作「SUGAR-シュガー-」を読んでなくても十二分に楽しめるのでその点はご心配なく。
[ 2006/08/05 02:45 ] オススメ漫画 | TB(0) | CM(0) このエントリーをはてなブックマークに追加
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この映画は絶対にオススメはしません。あくまで「紹介」に留めます。なぜならこの映画は意図的に観客に不安感や嫌悪感を抱かせるように作られており、観たことを後悔する人がかなり多いと思うので。観ると確実に不快な気分にさせられます。私も劇場で観た時はもの凄く落ち込みましたし、すごく不安な気分にさせられました。でも同時に「これは大傑作だ!」という確信もありました。エンタテインメントに於ける『暴力』表現の本質とは何なのか。この映画を観ると『暴力』の表現に対する価値観が変わります。それだけこの映画の内容自体は震え上がるほど怖く、心底胸糞が悪くなるストーリーなので二度と観たくないと本気で思うかもしれません。しかし、紛れも無い大傑作だと私は思います。

鑑賞した当時、この映画の記事を作っているのでそれも併せて紹介します。
映画「ファニーゲームU.S.A」


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「ファニーゲームU.S.A」のリメイク前の作品(「ファニーゲームU.S.A」はミヒャエル・ハケネ監督のセルフリメイク作品)。ずっと絶版されていてプレミアもかなり付いていたけど、「ファニーゲームU.S.A」のDVD発売を期に再販。「ファニーゲームU.S.A」との相違点は基本的にはキャスティングと舞台のみで、脚本もカメラワークもセリフも同じ。同じ内容のものをリメイクする必要あるのか?って思う人もいるでしょうが、その必要性も価値も理由もあります。こう言うと商売みたいですが、この機会を逃すといつ手に入るか分からないので後悔しないうちに買ったほうがよろしいかと。
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