マンガノココロ

漫画レビューサイトです。ジャンプ、マガジン、サンデー、アフタヌーン、コミックビームetc…たくさんの雑誌感想もあります。

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-)このエントリーをはてなブックマークに追加

オススメ漫画(2011年10月)  

盛大に風邪を引いてしまいました…。

しかも土曜日には38.6℃あった熱が日曜の朝には35.6まで下がったにも関わらず(何かの間違いかと思って複数回測りなおしましたが結果は同じ)、日曜の夜には37.7℃まで戻るという…なんとも激動の風邪日和になってしまいました。

という訳で土日は完全にグロッキー状態で、ブログの更新はおろか漫画も読んでません…。そんな状況でしたので、すみませんが今週の更新はお休みさせてください。

平日に更新できる可能性がないわけでもないですが、今週は仕事がピークに忙しいので約束はできないです…。


特にオススメ
預言者ピッピ(2)預言者ピッピ(2)
地下沢 中也

イースト・プレス

Amazonで詳しく見る by AZlink
ついに、ついについについに発売です。この時をどんなに待ちわびたことか…。

以前、当ブログで絶賛した作品の続巻です。雑誌自体が何年も前に休刊してしまったので完結は半ば諦めていたのですが…。まさか本当に発売されるとは。これはみんなに読んで欲しいです。とは言え、2巻だけ読んでも意味不明だと思うので興味のある方は是非1巻から読んでくださいませ。





ミッドナイト・ウォークミッドナイト・ウォーク
榎屋克優

太田出版

Amazonで詳しく見る by AZlink

これは面白かった。ヤンジャンで『日々ロック』を連載していた榎屋克優の作品集。まだ1作しか連載していないし、デビュー間もないのに作品集が出てしまうとは。太田出版の編集者に余程気に入られたと思われるが、その編集者はいい仕事したなぁと思う。

『日々ロック』では魂に響くと言うか、大事なモノ、今まで忘れていたモノをダイレクトに描いていたけど、この作品集でもそれらは変わらない。『生きる実感』、『差別』、『夢』など様々なテーマで色々な方向性から魂に響く作品がいくつも描かれる。綺麗なところも汚いところも両方を描き、時には醜いシーンもあるけど絶対に綺麗事だけで完結させないストーリー作りには拘りを感じるところ。お世辞にも絵は上手いとは言えないけど、それ以上に胸に刻まれる短篇集。今後も榎屋克優の活躍には注目していきたいところ。そう確信させられた短篇集だった。





冒険エレキテ島(1) (KCデラックス)冒険エレキテ島(1) (KCデラックス)
鶴田 謙二

講談社

Amazonで詳しく見る by AZlink

鶴田謙二の最新作。祖父の遺志を継いで幻の島・エレキテ島へどうにかこうにか向かう主人公・みくらのお話。

この人の漫画はいつも内容的には大して期待せずに読んでしまうんだが、読みだすとやっぱりグイグイ引きこまれてしまう。相変わらず圧倒的な書き込み量で、畳の目や木の木目まで書きこむ情熱には今更ながら参った。

みくらがただひたすらに真っ直ぐに、他のことに見向きもせずにエレキテ島を目指すひたむきな姿も気持ちがいいし、全体的にシリアスにせずに緩く漂うどこかユーモラスな空気感も相変わらずで、鶴田謙二ここにありといった風格を感じさせる。

という訳でやっぱり面白いです。鶴田謙二が好きな人、書き込み量の多い漫画が読みたい人には真っ先に薦めたい一作。


オススメ
サーバント×サービス(1) (ヤングガンガンコミックス)サーバント×サービス(1) (ヤングガンガンコミックス)
高津 カリノ

スクウェア・エニックス

Amazonで詳しく見る by AZlink

「WORKING!!」の高津カリノの新作。新作といってもヤングガンガンの増刊号で連載してたということもあって、連載が開始したのはなんと4年前。だいぶ時間かかったもんだ。

WORKING!!と同じくコメディで雰囲気的にもほぼ同じだけど、WORKING!!ではファミレスが舞台なのに対し、こちらでは役所が舞台で主人公も女性。

高津カリノ自身が実際に役所に務めていたということもあって、何気にお客さんとのやり取りは生々しいし、結構内部事情的なモノも描かれていて、WORKING!!以上に職業漫画しているかも。キャラもやっぱり癖のあるキャラが多く賑やか。まあもう少し掘り下げて欲しい気もするが、まだ1巻なので仕方ないかなーといったところ。

今後はこれから創刊されるビッグガンガンという月刊誌で連載されるっぽいので、刊行ペースは上がること請け合いなので頑張って欲しい。




新装版 スマグラー (アフタヌーンKC)新装版 スマグラー (アフタヌーンKC)
真鍋 昌平

講談社

Amazonで詳しく見る by AZlink

映画化を記念して新装版として再販。ついこの間スピリッツに掲載された特別編も収録され、新装版と言うにはおいしい内容になってます。

実は何年か前に古本で購入したものの、まだ読んでいなかったこの作品。新装版発売ってことで読んでみたけどうん、これは面白かった。

お話的には日給5万の仕事の内容は死体運びだった…と。それに携わる男たちのヘビーな仕事ぶりが描かれる、といった感じ。

なんと言っても全体に漂う陰鬱で重い空気感が尋常じゃない。この頃はそこまで絵はうまくないけど、殺し屋やヤクザの目なんかはどんな修羅場潜ってきたんだってくらい凄みがあるし、ガッシリとした作画も迫力がある。

殺し屋と言えばネーミングもやたら特徴的で、二人組の名前が「背骨」と「内蔵」。背骨は背中に背骨のタトゥーを入れていたりなんかして、実に不気味で気持ち悪くていいキャラをしている。

お話的には本当にヘビーで怖いんだけど、主人公が修羅場をくぐり抜けて一皮剥ける成長物語としても描かれていて、読後感は意外と悪くない。

「闇金ウシジマくん」で有名になった真鍋昌平の初期作品。ウシジマくんが好きなら読んで損はない。





青空のはてのはて 真鍋昌平作品集 (KCデラックス)青空のはてのはて 真鍋昌平作品集 (KCデラックス)
真鍋 昌平

講談社

Amazonで詳しく見る by AZlink

『闇金ウシジマくん』で有名になった真鍋昌平の初期作品集。『スマグラー』と『闇金ウシジマくん』しか知らなかった自分にとっては、かなり意外性のある作品集だった。真鍋昌平と言えばドス黒い怖さのイメージがあったけど、この作品集では意外なほどギャグが多いんですよね。これは意外だった。「超人ドビューン」や「ハトくん」なんかは一見、真鍋昌平の作品だとは絶対にわからないだろうし…。とは言え、ウシジマくんにもギャグ要素はあるし、ギャグ方面でもこの作品集は真鍋昌平のルーツが詰まっているといっても良さそう。

あと絵柄もコロコロ変わっている。スマグラーのように荒々しい線の時もあれば、ウシジマくんみたいな綺麗な線の時もあるし、そのどちらでもない中間くらいの時もあれば、如何にも四季賞を受賞作っぽいシンプルな絵柄の作品もあり、作画面ではかなり試行錯誤していた様子が見て取れる。

『闇金ウシジマくん』はこれまでの集大成とも言える作品で、これらの短編の全てが詰まっているような気さえする。真鍋昌平のルーツが詰まった、いかにも初期短編集って感じの初期短編集。
スポンサーサイト
[ 2011/11/14 00:00 ] オススメ漫画 | TB(0) | CM(0) このエントリーをはてなブックマークに追加

オススメ漫画(2011年9月)  

特にオススメ
けずり武士(1) (アクションコミックス)けずり武士(1) (アクションコミックス)
湯浅 ヒトシ

双葉社

Amazonで詳しく見る

『食の史実』とでも言いましょうか、江戸時代の食文化の事実を描いた時代モノ。食文化と言っても、米や卵など今では超がつくくらい一般的な日本食ばかりを扱っていて、それらが当時ではどのくらい貴重だったのか、どういった食べ方をしていたのかが描かれる。

主人公は武士で、報酬で悪党を斬る人斬り。食べるのが大好きで、腹が減っては戦争は出来ぬと言わんばかりに事前に必ず飯を食べるし、体力的にピンチなときにももちろん食べる。主人公が食べる様子は本当に美味そうだし、如何にも『食』に生かされているって感じで実に気持ちがいい。ストーリー的にも人々を苦しめる悪党、それに恨みを持つ武士、天誅を下した武士の代償と結末…などなど主人公の『食』をど真ん中に据えながらも、お話自体も読み応え充分。特に終盤の一膳脱藩編は是非読んでみて欲しい。

湯浅ヒトシの素朴で温かく割と可愛らしい絵柄ではあるのだが、でもここぞという時にはシリアスに描かれる作画もメリハリがあっていい。


I.C.U. 1巻 (ビームコミックス)I.C.U. 1巻 (ビームコミックス)
タイム涼介

エンターブレイン

Amazonで詳しく見る

「あしたの弱音」や「アベックパンチ」のタイム涼介の新作。テレビでインチキ霊媒師としてレッテルを貼られてしまった霊媒師と、元宇宙物理学者の主人公、そして霊媒体質の女性の3人が組んで除霊していく・・・という内容。

タイム涼介の新作はなんとホラー。と言っても除霊がメインなので読者を恐怖させることが目的ではないです……が、怖くないと言ったら嘘になる。何だかんだ言って幽霊とそれに取り憑かれた人間の描写は怖い。

まず、キャラの組み合わせが面白い。霊が見えないけど除霊能力抜群の霊媒師、霊は視えるけけど除霊が出来ない上に直ぐに取り憑かれる女性、物理の世界に生きてきて幽霊なんて非科学的な存在とは無縁だった主人公。それぞれ幽霊と対峙するには大きな問題を抱えている者たちが霊に立ち向かうわけですが、3人が揃うと何だかんだでそれぞれの弱点を補いつつ長所を生かしていて、メチャクチャ苦戦しているが何気にいいコンビネーションを魅せる。

ホラーと言うにはちと違和感があるかもしれないけど、単純に読んでみた印象として『恐怖』は確かにはある。幽霊の描写一つとっても、突然描かれる演出的な要素もあるけどビジュアルに驚かされる。人型であるはずなのに顔や体のどこかがヒトと違ってたり、特に取り憑かれる描写なんかは得体のしれない何かが口から侵入してきたりして結構エグイ。取り憑かれた後の人間については、完全に目がイッてしまっている上に包丁で襲ってきたりして、なんかもう色々やばさ満点に描かれる。

主人公の立ち位置も気になるところ。物理と幽霊なんて無縁もいいところだけど、幽霊の存在を認めざるを得なくなってしまった主人公。得体のしれないモノに触れることで真相を掴みつつある描写もあったり、最終的にどういう決着を見せるのか気になる所ではある。

とまあ、タイム涼介がホラーに挑むのは意外だったけど、意外なほどハマってるこの作品。タイム涼介の新境地と言えるかも。


まんゆうき~ばばあとあわれなげぼくたち~新装版 (上) (まんゆうき~ばばあとあわれなげぼくたち~新装版) (ヤングジャンプコミックス)まんゆうき~ばばあとあわれなげぼくたち~新装版 (上) (まんゆうき~ばばあとあわれなげぼくたち~新装版) (ヤングジャンプコミックス)
漫☆画太郎

集英社

Amazonで詳しく見る

漫☆画太郎ってスゲー…。久しぶりに読んだけどつくづく圧倒された。正確なデッサンを極限まで荒々しく描いたキャラ、ジーサンバーさんの表情なんか最高で文句のつけようもない。でも女の子は最高に可愛かったりしてて、でもギャグ自体は最高に下品で汚くてテンションも抜群。こんな少年漫画が売れないわけがない。改めて凄いと思った。


銀の匙 Silver Spoon 1 (少年サンデーコミックス)銀の匙 Silver Spoon 1 (少年サンデーコミックス)
荒川 弘

小学館

Amazonで詳しく見る

面白いです。言わずと知れた「鋼の錬金術師」の作者、荒川弘の新作。ハガレン以前からサンデー志望だったこともあり、作者のモチベーションは高そうな印象。

内容的には東京から北海道の農業高へ入学した主人公が、ただひたすらに畜産の過酷さに翻弄されるというモノ。畜産とか農業って大変だよなぁ、なんてイメージがあると思うけど、そのイメージ通り本当にいかに大変なのかがギャグテイストに描かれる。

でもそれは表向きの話。ギャグテイストに描かれる過酷な畜産労働の傍には常に『命』が描かれている。毎朝4時に起きて様々な畜産を体験する主人公だけど、大変な思いをして世話をした家畜たちはいつかは殺され食卓に並ぶ。家畜が描かれた際には必ずと言っていいほど、その家畜を死を示唆する描写がある。また、食事するシーンも結構頻繁に描かれる。今のところあまり深刻に描かれることはないけど、この作品のテーマは『命』なんじゃないかと思うくらい、実はそこらかしこに重要なテーマが散りばめられている。キャラも粒揃いで手堅い仕上がり。期待してよさそうです。



オススメ
原作さん (アクションコミックス(コミックハイ!))原作さん (アクションコミックス(コミックハイ!))
一條 マサヒデ:藤本 たみこ

双葉社

Amazonで詳しく見る
「B.B.JOKER」や「殺し屋さん」の原作者(名義はそれぞれ違うけど)でお馴染みの一條マサヒデの新作で、「B.B.JOKER」でデビューしてからずっと原作者だった一條マサヒデが珍しく作画も担当。最初のほうはちゃんと絵を描いていてたけど、三分の一くらいから絵は完全に奥さんに任せてしまう始末で、本当に描くのが嫌いなんだなぁと、それだけでなんだか笑ってしまった。とは言え、「B.B.JOKER」で掲載された読切と比べると大分絵柄が変わっているので、何だかんだで絵を描く練習はしていたっぽい。

内容的には原作者である一條マサヒデの漫画家生活をギャグ形式で描くといったモノ。一條マサヒデの鋭いネタの選択と突っ込みは相変わらずで、ネタの一つ一つが妙なインパクトがあって印象に残りやすい。

あと、いつの間にか結婚して子どもも3人も居て、マイホームも持っていたりなんかして結構幸せそうに暮らしている模様。内容的にも家族を中心にネタが展開されるので家族モノとしても読める。

Sunny 第1集 (IKKI COMIX)Sunny 第1集 (IKKI COMIX)
松本 大洋

小学館

Amazonで詳しく見る
松本大洋の新作。なんでもデビュー当時から温めていた作品なんだとか。お話的には「星の子学園」という孤児院に預けられた子供たちの青春が描かれる。

親に捨てられたという大きな傷。自分が死んでも親が居ない奴のことなんか誰も心配しないのではないか、たまに親に会っても離れることがあまりにも悲しすぎから会いたくないなど、子どもが抱えるにはあまりにも辛い青春。普段は楽しく過ごしているようでも、ふとした瞬間に暗く悲しい現実が描かれ、その落差がずしんと胸に響く。

「竹光侍」もいい作品だったけど、昔の松本大洋作品を懐かしむ人には待ってました!と言わせる作品じゃないかと思います。


恋に鳴る 1 (まんがタイムコミックス)恋に鳴る 1 (まんがタイムコミックス)
山名 沢湖

芳文社

Amazonで詳しく見る
「つぶらら」以来、3年ぶりの山名沢湖の新作。個人的にはまさに待望でした。この人の作品は本当にふんわりと温かくてねぇ…。作風がキチッと固められているんで、どうしてもある程度読む人を選ぶけど、俺のツボにクリティカルな作家さんなのです。ちなみに3年も新作が出なかった理由は育休+産休。おめでたい。

内容的には『カサコソ』や『じーっ』や『コトコト』など身近にある擬音を元にした短編がつらつらと描かれるという一話完結モノ。擬音という着眼点もいいけど、音だけでなく恋も必ず絡ませていて、かわいい擬音とノスタルジックでふわふわした恋愛描写の絡みが優しく暖かい。ほっこりと心温まる一作。

[ 2011/10/17 00:00 ] オススメ漫画 | TB(0) | CM(0) このエントリーをはてなブックマークに追加

オススメ漫画(2011年8月) 

メチャクチャ久しぶりに「オススメ漫画」を更新。8月に読んだ漫画で比較的新しい作品でのオススメをご紹介。
特にオススメ
ディザインド(1) (シリウスコミックス)ディザインド(1) (シリウスコミックス)
木葉 功一

講談社

Amazonで詳しく見る
木葉功一の新作。最近、木葉功一が活躍していてちょっと嬉しい今日この頃。高額な報酬と引き替えにどんなにヤバい状況であっても『真実』をカメラに収めるフリーのカメラマンの物語。

主人公の行動が実にシンプルにぶっ飛んでて最高。どんなにヤバい状況であってもそれをありのままにカメラに収め放送する主人公。例えば、銃を持って病院に立て篭もったという事件が発生すれば警察よりも前線まで行って犯人が銃撃する瞬間を撮り、犯人が立てこもっている病院へ警察よりも早く侵入し、殺された人々や病院内で行われている一部始終を生中継する…などなど、通常ではありえないくらいぶっ飛んだ映像を収める主人公。常軌を逸しっているとは正にこのこと。

実際問題、こんな映像を流したら色々問題ありまくりだけど、そんなの1ミリも関係なし。倫理も道徳も常識も関係なく、どんなに凄惨な『真実』であってもそれをとにかくカメラに収め放送という、その信念に揺らぎがないし、あらゆる問題をシカトして信念を貫くその姿が物語に勢いを生む。

「どうせやるならここまでやってくれ」って言うレベルまで豪快に、でも真っ直ぐに突っ走っているこの作品。やるならトコトンどこまでも。ある意味、清々しさを感じるくらい豪快に強引で素晴らしい。


I【アイ】 第1集 (IKKI COMIX)I【アイ】 第1集 (IKKI COMIX)
いがらし みきお

小学館

Amazonで詳しく見る
いがらしみきおの新作。ジャンルで言うとホラーになるのかな?主人公の雅彦の同級生にイサオという変わった少年がいた。最初は親が亡くなってしまい食べるものがなくて倒れていたイサオを家に数日泊めることになったというだけだったが、行動を共にしているうちにイサオの奇妙な言動と「能力」に心を奪われていく雅彦。ついにイサオと一緒に家出する雅彦だが…。

イサオの傍には常に『死』がある。ダンボールで出来た自宅の傍には動物の死体が沢山あったし、イサオが触れ心を通わせた内の何人かは奇妙な死を遂げていく。これらの死にはある共通点があり、そこがこの作品の一つのテーマになっている。『生』とは何か、『死』とは何か、『命』とは何か。それらに共通するモノは何か。生と死の倫理と哲学、宗教に触れる一作。
オススメ
黒髪のヘルガ (F×COMICS)黒髪のヘルガ (F×COMICS)
朔 ユキ蔵

太田出版

Amazonで詳しく見る
愛と憎悪のラブロマンスって感じでしょうか。「時期はずれ」とは「少女」とは、なぜヘルガが忌み嫌われるのか。独自の世界観を構築している反面、それ故に謎が多いけど、ストーリーは筋の通った一本道。人の愛情を美しく、でもとことん醜く描く。多くの謎はそれを演出するための材料でしか無いと思います。徐々に謎が明かされていく展開も読み応えがあるし、嫉妬と憎悪に歪む少女の顔も迫力があって引きこまれます。


純情パイン<完全版> (シリウスコミックス)純情パイン<完全版> (シリウスコミックス)
尾玉 なみえ

講談社

Amazonで詳しく見る
尾玉なみえの衝撃のデビュー作。ジャンプで速攻、打ち切りをくらったもののある読者層には衝撃を与えたギャグ漫画が完全版で復活。約10年前に発売した単行本では収録されなかった連載前の読切版や、ボツネーム4話分が収録され完全版に相応しい内容になっている。連載当時は中学生だったけど、ジャガーさんしか読んでいなかった母親が「ファンレター出そうかな」なんて言い出すくらい爆笑していたのを覚えています。

尾玉なみえの魅力はこの異常な世界観でしょうか。それともこの変なノリでしょうか。それともムッチリとした作画でしょうか。時々残酷で歪んだキャラでしょうか。それともそれとも・・・。色々と魅力はあると思うけど、共通しているのは完全にオリジナルのモノを持っているということ。尾玉なみえがデビューして10年以上経過しているけど、今だにこの人と同じ系統の才能を見たことがないってどういうことだ。まあそれだけ人を選ぶし、ましてや超大手のジャンプでは打ち切りをくらうのも当然か…。でも今思うとこれを連載させたジャンプ編集部は偉大だと思う。

まあ兎にも角にもヘンテコなキャラのオンパレードで、キャラだけじゃなくてセリフ回しとか展開も狂っているし、「円の動き」とかワケが分からんし本当に語ればキリが無いくらい、どこを切り取っても全部が全部『異常』。うん、それ以外言葉が見つからない。本当に稀有な才能だと思います。


ミュジコフィリア(1) (アクションコミックス)ミュジコフィリア(1) (アクションコミックス)
さそう あきら

双葉社

Amazonで詳しく見る
音楽漫画に定評のあるさそうあきらの新作。今回の作品は主人公の朔が大学入学し、あれよあれよという間に音楽サークルに入れられてしまうところから物語は始まる。朔は父の教えで兄と一緒にピアノを習わされていたが、朔だけ「お前にピアノの才能は無い」と見限られてしまう。しかし、朔には子供の頃から「モノの形や色を音として感じ取ることが出来る」という誰も知らない才能があった。今まで認められてこなかった朔がサークルでこの才能を徐々に発揮していくが…という出だし。

「マエストロ」、「神童」で音楽漫画でお馴染みのさそうあきら。今作も音楽に対する熱意をそこらかしこからビンビンに感じられる作品になっている。朔は生活に溢れるあらゆるモノを音として感じることが出来る。素晴らしい才能のように思えるが、朔がピアノを弾くとメチャクチャな音楽になってしまいその才能を潰されていきた。しかし、サークルでは普通に音楽することもあれば、時にはノコギリで音楽を奏で、川で音楽を奏でることもある。朔はその『音』を感じ取ることができ、そして読者は朔を通じて朔の世界を疑似体験する。

音楽の持つ魅力と力。世に溢れる音楽は確かに素晴らしい。しかし、音楽とは、音とは本当はもっともっと身近にあるのではないか。そもそも『音楽』とは『音』とは何なのか。その本質は何か。音楽の原点に迫る傑作…になる可能性をひしひしと感じる作品。


スイートプールサイド (少年マガジンコミックス)スイートプールサイド (少年マガジンコミックス)
押見 修造

講談社

Amazonで詳しく見る
押見修造の単行本未収録作品がようやく単行本化。密かに想いを寄せている女子の「毛深い」という悩みを解消すべく、ひょんな事から彼女の腕毛やスネ毛を処理することになった主人公のお話。

押見修造のルーツとも言うべき作品かな?押見修造と言えば最近は思春期特有のモヤモヤとした言葉に出来ない『何か』を描いている作家さん。この作品では「毛」なんていうフェチ全開の題材を扱いながら、でも主人公はフェチなんて言葉すら知らないだろうに、彼女の「毛」が気になって気になって仕方がない主人公の悶々とした様子がなんかもう、如何にも中学生って感じでいい。

それと毛を剃っているシーンも何かエロい。丁寧に丁寧に彼女の肌を傷つけまいと毛を剃っている主人公だけど、パンチラすら無いような非エロ描写であるはずなのに、ドキドキしながら剃ってるその様子がなんか妙にエロい。

作者自身も言っているけどこの「何か」ってのを大事にしたいとこの作品で気付いたらしい。思えば最近の押見修造って、性を意識するかしないかっていう、何かが変化する瞬間を描いている事が多い気がする。そういった時期の悶々とした様子が詰まった作品だと思います。それにしても押見修造、絵上手くなったなぁ。


ゲニウス・ロキ (リュウコミックス)ゲニウス・ロキ (リュウコミックス)
田邊 剛

徳間書店

Amazonで詳しく見る
コミックビームにて「累」でデビューした田邊剛の新作。黒を基調にしつつ写実的で細く描きこまれた描写。相変わらずすごく迫力があって見入る。「累」ではこの作画がホラーとの相性が最高にマッチしていて無茶苦茶怖く仕上がっていたのですが、この作品では妖怪の封印を生業にしていてホラーではなくバトルに近いかな?まあとにかく読者を怖がらせるのが目的ではない。とはいえ、一話一話が無難に纏まっているし、やっぱり妖怪だの幽霊だのをこの絵で描かせられるとすごく迫力がある。
[ 2011/09/04 06:54 ] オススメ漫画 | TB(0) | CM(0) このエントリーをはてなブックマークに追加

オススメ漫画(2009年4月) 

特にオススメ(4作品)



オススメ(6作品)
[ 2009/06/01 00:00 ] オススメ漫画 | TB(0) | CM(0) このエントリーをはてなブックマークに追加

オススメ漫画(2009年2月&3月) 

今更ですがオススメ漫画を2ヶ月分まとめて更新。本来なら定期的にやるべきコンテンツなんですが…。
特にオススメ(4作品)



オススメ(10作品)
[ 2009/04/25 20:04 ] オススメ漫画 | TB(0) | CM(3) このエントリーをはてなブックマークに追加

オススメ漫画(2008年12月&2009年1月) 

12月分が3作品しかなかったので1月分と併せてご紹介。豊作。復刊本多いけど。
特にオススメ(6作品)

オススメ(8作品)
[ 2009/02/18 00:00 ] オススメ漫画 | TB(0) | CM(2) このエントリーをはてなブックマークに追加

2008年オススメ雑誌 

あけましておめでとうございます。
去年は社会人になったということもあり、更新頻度が下がってしまってなんとも申し訳ない限りなのですが、今年もなんとかこの調子で更新していきますので、どうぞ「マンガノココロ」をよろしくお願いします。

で、新年最初の記事は2008年で個人的に面白かった雑誌のランキングです。雑誌って年々売れなくなってきているので、あまり反響のある記事ではないんですが雑誌あってこその単行本だし、「雑誌」と言う媒体に少なからず拘りなんかもありますので今年も一応やらせて頂きます。それに作品単位のランキングはどこのブログやサイトでもやっているけど、雑誌のランキングってあまり見かけないので。

なお、2008年で私が購読していた雑誌は全部で36誌(増刊誌含む)。「good!アフタヌーン」と「Fellows!」が創刊された関係で2誌増えました。雑誌講読の参考になれば幸いです。ではどうぞ。
1位 漫画アクション
2位 コミックビーム
3位 アフタヌーン

4位 週刊少年チャンピオン
5位 IKKI


去年はアフタヌーンやコミックビームよりも「漫画アクション」の方が楽しめた。今アクションの目次欄を確認しているんですが、本当に全ての作品が面白いんですよ。まあ基本的におじさん向けの雑誌なのでエロ成分はあるものの、それはそれでギャグとして読んでいたりなんかして楽しんでます。ハズレの少なさと高い安定感。2008年に限って言えば、自分が講読している雑誌の中では一番でした。

アフタヌーンとコミックビームは相変わらずの安定度。この雑誌の読んでいると「ああ、漫画って面白いなぁ」と再確認させられてしまうのです。漫画にどこまでも貪欲な雑誌。この2誌はいつまでも買い続けて行きたいなぁ。

4位週刊少年チャンピオン。個性的な漫画が多くて何かと刺激的で好きです。まあそれ故に他の週刊少年誌と比べると色々とネタにされがちですが、そこもまたチャンピオンらしいところ。「サナギさん」が終わってしまったのは少々残念ですが、梅田阿比や米原秀幸の新連載も好調だし、今年も何かと楽しませてくれそうな感じです。

IKKIは新人発掘に力を入れている点にとても好感が持てます。まぁアフタヌーンやモーニングなんかもかなり力を入れていて、実績と言う点ではIKKIなんか相手にならないレベルなんですが、他の雑誌とはまた違った才能を発掘してくるので色々と面白いです。


とまあ、以上かなり駆け足になってしまいましたがこんな感じです。
雑誌って本当に売れなくなってきてしまっているんですが、漫画の情報を得るためには最高のツールだと思うし、金はかかるけど漫画好きな人ほど雑誌は読んだ方が良いと思うんですけどねぇ。それに単行本より雑誌の方が楽しめるという作品だって中にはあるし、何かと雑誌のメリットって大きいと思うんですよね。というわけで無理に買えとは言いませんが「マンガノココロ」では雑誌を推奨します。雑誌あってこその単行本ですから、漫画を応援すると言う意味でもこれからも私は雑誌を買い続けていきます。
[ 2009/01/04 19:52 ] オススメ漫画 | TB(0) | CM(0) このエントリーをはてなブックマークに追加

2008年オススメ漫画10選 

えらく久しぶりの更新っぽくて申し訳ないです。これで挽回できるのかどうか分かりませんが、今年のオススメ漫画を総括。いつもみたいに感想記事上げても良かったんですが、年末ってことでこちらの方が需要あるかなと。

あと毎年のことですが私がとんでもなく優柔不断な性格なので、あくまで『10選』です。選ぶだけで精一杯。「ベスト10」などではありませんのであしからず。ではどうぞ。

あと年末年始は帰省するので次の更新まで数日空きます。ご了承くださいまし。


パノラマ島綺譚 (BEAM COMIX)パノラマ島綺譚 (BEAM COMIX)
(2008/02/25)
江戸川 乱歩 丸尾 末広

商品詳細を見る
江戸川乱歩との相性がアホみたいに抜群な作品。自分の欲望に飲まれ、欲望が狂気と変わり、その狂気が爆発していく様子が非常にスリリング。

鈴木先生 6 (6) (アクションコミックス)鈴木先生 6 (6) (アクションコミックス)
(2008/11/28)
武富 健治

商品詳細を見る
毎度毎度テンションが高いが、今年は過去最大にハイテンションだったんじゃないかと思います。「鈴木裁判」なるクラス討論が最高に面白かった。単行本ではいいところで終わっちゃってますが、雑誌で読んでいたときは毎号毎号楽しみで仕方なかったし、その期待を毎度毎度上回ってくれた。しかしいつまで続くんだろう、このハイテンションは。すごすぎる。

チノミ 3 (3) (アフタヌーンKC)チノミ 3 (3) (アフタヌーンKC)
(2008/08/22)
吉永 龍太

商品詳細を見る
こちらも毎月毎月テンションが高く非常に楽しめた。グイグイと引き込まれてしまうジョジョ的手法をアレンジしていて、吸引力はかなり強い(そして興味深い)。個人的には2008年でイチ押しの新人さん。次回作にもすごく期待しています。

美咲ヶ丘ite 1 (1) (IKKI COMICS)美咲ヶ丘ite 1 (1) (IKKI COMICS)
(2008/02)
戸田 誠二

商品詳細を見る
戸田誠二ってやっぱり上手い。この漫画は別に大きなドラマがあるわけじゃないんですよ。むしろ『日常』に限りなく近い。それがちょっと壊れてたり揺らいだりして、でも最後には一歩だけ前進する。本当にたった一歩。ドラマとしては非常に小規模だと思うんですが、読後感はとても清々しく気持ちが良い。おそらく、小規模だからこそリアルで「日常」に近いからなんでしょうが、ここまでドラマチックに日常を演出できる人ってそう多くはいないはず。

つぶらら 4 (4) (アクションコミックス)つぶらら 4 (4) (アクションコミックス)
(2008/10/11)
山名 沢湖

商品詳細を見る
俺のツボにクリティカルな作品。と言うよりも、山名沢湖作品が俺のツボをえぐるように刺激してくる。元々好きな作家さんでしたが、この「つぶらら」を最後まで読んで「ああ、俺はこういう作品が好きなのか」と今更ながら確信させられた。このゆるいテンポで何もかも包み込んでしまう空気感が堪らなく好きなのです。

ルート225 (シリウスコミックス)ルート225 (シリウスコミックス)
(2008/04/23)
志村 貴子藤野 千夜

商品詳細を見る
志村貴子が描くパラレルワールドファンタジー。似ているけどちょっとだけ違うパラレルワールドへ迷い込んでしまった主人公達。「ちょっとだけの違う」世界に迷い込むことで、思春期真っ只である主人公達のモヤモヤとした青春が見事に浮き彫りになり、非常にリアルに描き出す。謎に迫っていく展開だけでも十分読ませられるけど、同時に思春期独特の微妙で曖昧な青春物語でもあります。やっぱりこの手の思春期の心の揺らぎを描かせたら志村貴子はすごく上手い。志村貴子作品が好きな人は読むべき。

おもいでエマノン (リュウコミックススペシャル)おもいでエマノン (リュウコミックススペシャル)
(2008/05/20)
鶴田 謙二梶尾 真治

商品詳細を見る
鶴田謙二の最新作。なんでもプロ生活初の完結本だとか。それはそれですごいが、これを期に他の作品も完結させてくれ……ないか。基本的な内容は表紙を飾っているエマノンがお話をするだけという、シンプルすぎるくらいシンプルなもの。まあそのお話の内容が色々とミステリアスかつ衝撃的でグイグイと読まされてしまうわけですが、この漫画の一番すごいところはエマノンというキャラクター。ミステリアスでありながら、しぐさの一つ一つに親近感が沸いてくる。鶴田謙二の最高質な作画も相変わらず素晴らしく魅力抜群。ちなみに現在、続編の「さすらいエマノン」が連載中。しかもオールカラー。頼むからこちらも完結させてくれ…。

ママはテンパリスト 1 (1)ママはテンパリスト 1 (1)
(2008/10)
東村 アキコ

商品詳細を見る
東村アキコの子育て奮闘記。いや~、これはすごく笑わせてもらった。「ひまわりっ」でお父さんの伝説が数々展開されていたけど、この漫画では息子・ごっちんの数々の伝説が繰り広げられる。まあ育児やってれば大なり小なり「伝説」があるんだろうけど、それをここまで面白おかしく描いてくれた東村アキコにある意味感動すら覚える。「ひまわりっ」のような昭和チックだけど畳み掛けるようなギャグ、その相性がすごくいい。今年最も笑わせてもらったギャグ漫画。

トリコ 1 (1) (ジャンプコミックス)トリコ 1 (1) (ジャンプコミックス)
(2008/11/04)
島袋 光年

商品詳細を見る
しまぶーの復帰作。何度も巻頭カラーを飾らせたりジャンプにしては珍しく1・2巻同時発売したりと、何かと乗っている。この漫画の一番好感が持てる部分は『食』という、生物として最も根っこの部分にあるモノを物語のど真ん中に据えているところ。食い物はそれこそ命懸けで手に入れるし、その食材はどれもこれもすげえ美味そう(全部存在しない食材なのにここまで美味そうと思わせるのもすごい)。総じて原始的でワイルド、そして力強い作品。シンプルでとても少年漫画らしいいと思うし、思えばしまぶーはもともと元気のある作風。自身の作風と非常に良い具合いに噛み合っている。独自の世界観を構築している点も評価したいところ。いや、面白いですよこれ。

ハックス! 1 (1) (アフタヌーンKC)ハックス! 1 (1) (アフタヌーンKC)
(2008/11/21)
今井 哲也

商品詳細を見る
作者のアニメに対する愛情がぶちまけられた作品。こうやって愛を感じる作品ってそれだけですごく好感が持てる。主人公がアニメに魅せられて、アニメを作ろうと行動に移すわけですが、この主人公がこれまた純粋なキャラクターで、アニメにいちいち感動して、その感想やら何やらを恥ずかしげもなく言葉にする。この主人公を通して伝えられるアニメの感動ってのが、なんとも「愛」を感じてしまうわけです。アニメってこんなに人の心を動かすものなのかと感動する。
[ 2008/12/30 16:12 ] オススメ漫画 | TB(0) | CM(4) このエントリーをはてなブックマークに追加

オススメマンガ(2008年11月) 

特にオススメ(4作品)

オススメ(4作品)
[ 2008/12/13 00:03 ] オススメ漫画 | TB(0) | CM(0) このエントリーをはてなブックマークに追加

オススメマンガ(2008年10月) 

特にオススメ(2作品)

オススメ(7作品)
[ 2008/12/06 00:03 ] オススメ漫画 | TB(0) | CM(0) このエントリーをはてなブックマークに追加
その他オススメ
ファニーゲームU.S.A. [DVD]ファニーゲームU.S.A. [DVD]
(2009/06/26)
ナオミ・ワッツティム・ロス

商品詳細を見る
この映画は絶対にオススメはしません。あくまで「紹介」に留めます。なぜならこの映画は意図的に観客に不安感や嫌悪感を抱かせるように作られており、観たことを後悔する人がかなり多いと思うので。観ると確実に不快な気分にさせられます。私も劇場で観た時はもの凄く落ち込みましたし、すごく不安な気分にさせられました。でも同時に「これは大傑作だ!」という確信もありました。エンタテインメントに於ける『暴力』表現の本質とは何なのか。この映画を観ると『暴力』の表現に対する価値観が変わります。それだけこの映画の内容自体は震え上がるほど怖く、心底胸糞が悪くなるストーリーなので二度と観たくないと本気で思うかもしれません。しかし、紛れも無い大傑作だと私は思います。

鑑賞した当時、この映画の記事を作っているのでそれも併せて紹介します。
映画「ファニーゲームU.S.A」


ファニーゲーム [DVD]ファニーゲーム [DVD]
(2009/06/26)
スザンヌ・ローターウルリヒ・ミューエ

商品詳細を見る
「ファニーゲームU.S.A」のリメイク前の作品(「ファニーゲームU.S.A」はミヒャエル・ハケネ監督のセルフリメイク作品)。ずっと絶版されていてプレミアもかなり付いていたけど、「ファニーゲームU.S.A」のDVD発売を期に再販。「ファニーゲームU.S.A」との相違点は基本的にはキャスティングと舞台のみで、脚本もカメラワークもセリフも同じ。同じ内容のものをリメイクする必要あるのか?って思う人もいるでしょうが、その必要性も価値も理由もあります。こう言うと商売みたいですが、この機会を逃すといつ手に入るか分からないので後悔しないうちに買ったほうがよろしいかと。
過去のその他オススメ


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。